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共通テスト 情報I 対策問題集アプリ 第2問 A(共通テスト 試作問題-共通テスト 試作問題)

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 このページは問題一覧です。全ての問題を確認することで、情報1試験のインプット対策ができます。  $ 問題タイトル:第2問 A問題カテゴリ:共通テスト 試作問題問題文:次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。 太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。 先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。 太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。 先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。 太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。 先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな? 太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。 先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。 太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。 先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。 太郎:すごい技術ですね。 先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。 (中略) 問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。解説文:正解は「3」です。 二次元コード(QRコード)を開発したデンソーウェーブは、特許権を保有しながらも、その権利を行使しない(オープン化する)ことを宣言しました。これにより、誰でも使用料を払うことなく自由に技術を利用できるようになったため、世界中で爆発的に普及しました。 (使用料を高くしたり管理を厳密にすると利用者が限定されてしまうため、普及の理由としては不適切です) 正解は「2」です。 コンピュータの画面や印刷物は、微細な点の集まり(ドット・画素)で画像を表現しています。正方形はドットの並びと整合性が高いため容易に表現できますが、円形の場合、解像度が低いと縁がギザギザになり(エイリアシング)、正確な円として表現・読み取りをすることが技術的に難しくなります。 他の選択肢については以下の通りです。 ・円形であっても中心を通れば「1:1:3:1:1」の比率は維持されるため、0は誤りです。 ・3つの隅に配置することで向きを特定しているため、形自体に上下左右がなくても問題なく、1は誤りです。 正解は「1」と「4」です。 表1のデータを読み取り、比較・検証します。 **1. 正解の理由** * **選択肢1について**: 復元能力7%の列を見ると、20文字と30文字はいずれも「25×25」ですが、40文字になると「29×29」に増えています。これは、文字数が増えるごとに連続的(比例)に大きくなるのではなく、一定の範囲ごとに段階的にサイズアップすることを示しています。 * **選択肢4について**: 同じ「20文字」で比較すると、復元能力7%は「25×25」、30%は「29×29」と、復元能力が高い方がセル数が多くなっています。これは、破損を修復するための予備データ(冗長部)をより多く含める必要があるためです。 **2. 不正解の理由** * **3について**: 25×25(625セル)と29×29(841セル)を比較しても、面積・セル数ともに4倍にはなっていません。 * **5について**: 先述の通り、同じ文字数でも復元能力を上げるとセル数は増加しています。 正解は「2」です。 まず、各文字列の情報量(文字数)を比較すると、「I < II < III」の関係になっています。これに伴い、二次元コードのサイズ(セル数)も大きくなります。 表3の真ん中にある「II(7%)」は「29×29」です。 [オ] に入る「I(7%)」は、IIよりも文字数が少ないため、「29×29」よりも小さいサイズになるはずです。 選択肢の中で「29×29」より小さいサイズは「25×25」のみであるため、正解は「2」となります。 正解は「0」です。 [カ] に入る「III(7%)」は、文字数が最も多いため、II(7%)の「29×29」よりも大きくなります。また、同じIIIの「30%([ク])」よりは小さくなるはずです。 [オ]で「2」、[ク]で「1(49×49)」、[キ]で「3(37×37)」が埋まると仮定して消去法を用いると、残るのは「0(33×33)」です。 順当に考えても、29×29より1段階大きいサイズである「33×33」が適切です。 正解は「3」です。 [キ] に入る「II(30%)」のサイズを推測します。 まず、I(30%)が「33×33」であることが示されています。IIはIよりも文字数が多いため、33×33よりも大きくなります。 また、III(30%)は最も文字数が多く、最大サイズの「49×49(選択肢1)」が入ります。 したがって、33×33より大きく、49×49より小さい選択肢は「37×37」となり、正解は「3」です。 正解は「1」です。 [ク] に入る「III(30%)」は、今回の組み合わせの中で「最も文字数が多い(III)」かつ「最も高い復元能力(30%)」を必要とするパターンです。 したがって、選択肢の中で最もセル数が多い(サイズが大きい)ものが該当します。 選択肢の中で最大のサイズは「49×49」であるため、正解は「1」です。

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共通テスト 試作問題

第2問 A

次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。
次の太郎さんと先生の会話文を読み、問い(問1~4)に答えよ。

太郎:二次元コードって様々なところで使われていて、便利ですね。
先生:二次元コードといってもいろいろ種類があるけれど、日ごろよく目にするものは日本の企業が考えたんだよ。
太郎:すごい発明ですね。企業だから特許を取ったのでしょうか。
先生:もちろん。[ ア ] 世の中で広く使われるようになったんだよ。
太郎:どのくらいの情報を入れられるのでしょうか。
先生:大きさにもよるけど、図1ぐらいの大きさであれば、数字なら187文字、英小文字なら78文字、記号や漢字なら48文字を入れられるよ。二次元コードの形状にはどんな特徴があるかな?
太郎:黒白の小さな正方形で構成されていて、3か所の隅に二重の少し大きな正方形がありますね。
先生:黒白の小さな正方形はセルと言って、1と0に符号化されるんだよ。図1の二次元コードは縦×横が33×33のセルで構成されているけど、文字種や文字数などによってセルの縦と横の数が変わり、それにつれて二次元コードの大きさも変わるね。[ A ] 3か所の隅にある二重の少し大きな正方形は、読み取り機にこの二次元コードがあることを教えている位置検出の目印なんだ。
太郎:この二次元コードって一部を隠しても正しく読み取れるんですよね。
先生:[ B ] 誤り訂正機能だね。工場などでの製品管理でも使えるように、汚れや破損などで一部が読み取れなくても復元できるんだよ。読み取れない面積の割合によって復元できるレベルは4段階あるんだ。
太郎:すごい技術ですね。
先生:そうだね。自分でも二次元コードを作成できるから、いろいろ試してみたらどうかな。

(中略)

問4 次に、太郎さんは、図4のWebアプリケーションを使って試しに表2のI~IIIの三つの文字列について二次元コードを作成してみた。復元能力は7%と30%の両方を作成し、セルサイズもいろいろ変えてみたところ、表3に示す二次元コードが作成された。表3の空欄 [ オ ] ~ [ ク ] に当てはまる適当な二次元コードを、後の解答群のうちから一つずつ選べ。

空欄 [ア]

そこで、使用料を高くすることでこの二次元コードの価値が上がったから

しかし、その後特許権を放棄して誰でも特許が取れるようにしたから

そして、特許権を行使して管理を厳密にしたから

でも、特許権を保有していても権利を行使しないとしていたから

空欄 [イ]

円形では、(d)~(f)の角度によって黒白の比が異なってしまい、正しく読み取れなくなる可能性があるから

円形だと上下左右がないので、二次元コードの向きが分からなくなるから

プリンタやディスプレイの解像度によっては、正方形の目印に比べて正しく読み取れる小さな円形の目印を作ることが難しくなるから

円形では目印が斜めに傾いていても、それを認識することができないため正しく読み取ることができないから

空欄 [ウ]・[エ] (複数選択)

同じ復元能力であれば、文字数に比例してセルの数が多くなり、同じセルの大きさであれば二次元コードも大きくなる

復元能力ごとに、文字数の一定の範囲でセルの縦と横の数が決まり、文字数が多くなるほど段階的にセルの縦と横の数は多くなる

文字数とセルの数には関係が見られない

ある文字列を復元能力30%で作成した二次元コードは、同じ文字列を復元能力7%で作成したものに比べ約4倍のセルの数がある

復元能力30%にするためには、復元能力7%と比べより多くの情報が必要となる

同じ文字数であれば復元能力を変えてもセルの数は変わらない

空欄 [オ]

33×33

49×49

25×25

37×37

空欄 [カ]

33×33

49×49

25×25

37×37

空欄 [キ]

33×33

49×49

25×25

37×37

空欄 [ク]

33×33

49×49

25×25

37×37